環境学習 ~ 新潟水俣病の教訓を未来に活かすために

gakusyu_jpg.01

なぜ阿賀野川流域で環境学習なのか?

「阿賀野川え~とこだプロジェクト」(FM事業)では、これまで「環境学習」の環境整備やプログラムづくりに力を注いできました。地域再生を担うFM事業がなぜ「環境学習」分野の開拓を重視するかと言うと、環境学習こそ新潟水俣病の経験から今後の世界にも通じ得る教訓を導き出し、それを流域内外に伝えるための最良の手段だと考えているからです。
そのため、まずは環境学習の理念づくりからスタートし、その理念に基づいていくつかの公害関連のプログラムづくりを実施しました。これらのプログラムは、現在では「あがのがわ環境学習ツアー」を構成する3つの柱のうちの1つである「公害関連の環境学習プログラム」として、流域を訪れた様々な方々や団体から体験していただいています。

gakusyu_png.01 gakusyu_png.02 gakusyu_png.03
gakusyu_jpg.02 gakusyu_jpg.03 gakusyu_jpg.04
>>さらに詳しく >>さらに詳しく >>さらに詳しく

gakusyu_jpg.02

環境理念ワーキングチーム会合の様子

◆環境学習の基本理念づくりからスタート!
    • 平成21年度、阿賀野川流域の環境の専門家など10名が参加する「環境理念ワーキングチーム」が8回開催され、環境学習の基本理念の原案づくりが行われました。
    • その結果、新潟水俣病の教訓を未来に活かせる環境学習を目指した基本理念が完成しました。その後、この理念の精神は現在の「あがのがわ環境学習ツアー」に引き継がれています。

gakusyu_jpg.03

環境学習のモニターツアーの様子

◆環境学習のモニターツアーを経て…
    • この環境学習の基本理念にしたがって、新潟水俣病関連や草倉銅山関連など、公害関連の環境学習プログラムが暫定的に開発されました。
    • そして、こうした環境学習プログラムを料金を支払って体験するに相応しいサービスへと高めるために、モニターツアーを何度か開催してブラッシュアップに努めました。

被害者が現地で語り継ぐプログラム

被害者が現地で語り継ぐプログラム

◆環境学習プログラムの完成!
  • 何回かに渡るモニターツアーを経て、公害関連の環境学習プログラムもブラッシュアップされた結果、現在では「あがのがわ環境学習ツアー」の中心的なプログラムとして、流域を訪れる様々な方々や団体から体験していただいております。
  • 「旧昭和電工㈱鹿瀬工場の光と影をたどるプログラム」「草倉銅山の光と影をたどるプログラム」「被害者が現地で語るプログラム」などが用意されています。

パンフレットができました!
あがのがわ環境学習ツアーパンフレット①(PDF:8.3MB)
あがのがわ環境学習ツアーパンフレット②(PDF:2.9MB)
あがのがわ環境学習ツアーパンフレット③(PDF:5.6MB)
あがのがわ環境学習ツアーパンフレット④(PDF:2.9MB)
あがのがわ環境学習ツアーパンフレット⑤(PDF:2.4MB)